ウォーターボール
応用例 |
リアルな水球を作ってみます。いろいろなサイトで紹介されている水面の描き方を応用して球体にしたものです。
ちょっとリアルすぎて、使いどころが難しいかも…。
準備
正方形新規ファイルを作成します。このエフェクトは画像サイズによって完成イメージが変わってきます。だいたい縦横500pixel前後がいいかと思います。
黒で塗りつぶし(Alt+Delete)ます。
塗りつぶさなくてもいいですが、背景が暗い方が見やすいと思います。
水の質感を作る
新規レイヤーを作成し、[フィルタ]⇒[描画]⇒[雲模様1]を選択します。
(描画色が黒、背景色が白になっているのを確認。なっていない場合はDキーを押してから)
[フィルタ]⇒[スケッチ]⇒[クロム]を選択し、
ディテール:10 滑らかさ:0
に設定してOKボタンを押します。
[イメージ]⇒[色調補正]⇒[明るさ・コントラスト]を選び、コントラストをMAXにする。
[イメージ]⇒[色調補正]⇒[カラーバランス]を選択し、 「シアン」と「ブルー」の方につまみを移動させます。
球状に
[フィルタ]⇒[変形]⇒[球面]を選択し、量を100%にしてOKボタン。
球体状になります。
楕円形選択ツールで、ギリギリ左上からギリギリ右下までShiftキーを押しながらドラッグして、丸く囲みます。
次に、[選択範囲]⇒[選択範囲を反転]( Ctrl + Shift + I )をクリック。これで4隅が選択されます。
[編集]⇒[消去](Deleteキー)を押して、削除します。
質感を高める
水のような半透明の物体を描く場合、外側を明るく、中央を暗くするとそれっぽく見えます。
[レイヤー]⇒[レイヤースタイル]⇒[光彩(内側)]を選択。
明るめの水色を選択して、サイズを広げてください。
次に中央を暗くします。
[レイヤー]⇒[レイヤースタイル]⇒[グラデーション]を選択。
描画モード:乗算
不透明度:80%くらい
グラデーション:暗い青→白
スタイル:円形
ハイライトを入れる
新規レイヤーを作成し、白い丸を描きます。
(楕円形選択ツールで丸く囲んで白で塗りつぶしてもいいですし、ブラシツールでぐりぐり描いてもいいです。)
[フィルタ]⇒[ぼかし]⇒[ぼかし(ガウス)]を選択。半径を適当に調整してOKボタン。
[フィルタ]⇒[変形]⇒[波紋]を選択。
振幅数:中 量:MAX でOKボタン
背景レイヤーを消し、任意のサイズに調整して完成。